佐々木 耕太 "Model"

 

 

Nest-A Presents

 

 

佐々木 耕太

Kota Sasaki "Model"

 

 

7.14 (Sat) - 8.12 (Sun) , 2018

Open: 12:00 -19:00p.m

Closed: Wednesday, Thursday

 

 

Opening reception 7.13 (Fri) 18:00~20:00

 

AYUMI GALLERY  CAVE

(※高橋ビル地下2F)

 

 

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2018年7月14日(土)より、AYUMI GALLERY CAVEでは、佐々木耕太の個展「Model」を開催いたします。

佐々木耕太は1982年千葉県生まれ。2012年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業。

これまでの個展に「Site, Space, Scene」 (Remasta. [末永史尚スタジオ] 、2015)。グループ展に「状況/判断」(アキバタマビ21 、2016)、「控えめな抽象」(Maki Fine Arts、2015)、「別名で保存する。」 (HIGURE 17-15cas、2014)など。

本展では、ギャラリー空間をモチーフに模型を介して描く絵画シリーズ"Model"を中心に、新作約14点を発表いたします。是非ご高覧ください。

 

 

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Enter the Gallery

 

ギャラリーに入ると、正面に13の部分からなる黒く塗られたパネルが掛けられ、その壁越しに3連のキャンバス画がのぞく。展示室には、それら3連の絵画に加えて、4組のキャンバス画が掛けられている。佐々木耕太は、絵画を展示するギャラリーをその絵画の中に描き、それをそのギャラリーの中に展示する。ゆえに、13枚のパネルと7枚のキャンバスは重なり合おうとする、ギャラリーを通じて。そのとき描く空間と見られる空間、見る空間と描かれる空間の一致が起きる。

ギャラリーを描く、ということであれば、古く回廊における、絵画が「天井から床まで掛けられる空間が描かれる絵画」が想起される。そのようなギャラリーを描いた絵画においては、絵画の中の絵画、すなわち画中画と、壁に掛けられ「窓」となる絵画、すなわち透視図法の関係に目が向けられる。しかし、佐々木が描くギャラリーは「天井から床まで」見下ろす絵画、すなわち俯瞰図である。

佐々木は、ギャラリーのスポットライトのように2方向から当てた光によって、影を二重化させている。この影の極薄い空間の重なりは、絵画にバリエーションを与えるというよりも、異なる時間--自然光の移り変わりではないにせよ、影の移り変わりはシミュレーションにおいても極わずかな時間の幅を要する--を呼び込み、同時にホワイト・キューブの展示空間で行われるように、非時間的な空間の中に重ね、並べていくためのものである。その影はときに薄く、ときに厚い。ゆえに、13枚のパネルと7枚のキャンバスはずらし合おうとする、ギャラリーを通じて。そのとき描く空間と見られる空間、見る空間と描かれる空間の不一致が起きる。

描く空間と見られる空間、見る空間と描かれる空間の不一致は、時間軸にもまた同調している。制作者が描く空間は見られる空間であるとしても、鑑賞者が見る空間は描かれた空間となる。このような時間軸にしたがう絵画空間と展示空間の2つの次元に、わずかでも可逆性を与えるために、無数の可能性の中にとどまっている絵画、いや、可能性のままに何も描かれていない絵画が掛けられることになるだろう。

これらの時空間に関するテキストはすべて、図面によるシミュレーションにもとづいている。そして、ギャラリーを描いた絵画を見る、という体験は残される。3次元/2次元から2次元/3次元へと入り込む、ギャラリーを通じて。「天井から床まで描かれる空間に掛けられる絵画」_enter

 

 

美術評論家 中尾 拓哉

https://nakaotakuya.com

 

 

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佐々木 耕太  Kota Sasaki     Artist pageへ

1982 千葉県生まれ

2012 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業

 

 

Solo Exhibition

 

2015

「 Site, Space, Scene 」 Remasta. [末永史尚スタジオ] (東京)

 

Group Exhibitions

 

2017

「 SUPER OPEN STUDIO 2017 」 REV (神奈川)

 

2016

「 状況/判断 」 アキバタマビ21 (東京)

「 042 art area project 2016 SUPER OPEN STUDIO/Studio program "R2 (5,5)=10" 」 REV (神奈川)

「 Open Space 」 KWorks (東京)

 

2015

「 Maki Fine Arts 5周年記念展 「控えめな抽象」(末永史尚キュレーション) 」 Maki Fine Arts (東京)

「 042 art area project 2015 SUPER OPEN STUDIO 」 REV (神奈川)

「 FROM - yadokari tokyo vol.14 」 itadaki BLDG. (東京)

 

2014

「 042 art area project 2014 スーパーオープンスタジオ 」 REV (神奈川)

「 別名で保存する。 」 HIGURE 17-15 cas (東京)

「 FUCHU OF MADNESS -無名祭祀書- 」 LOOP HOLE (東京)

「 ホルベイン スカラシップ選抜展 VOL.2 『2014春 -布石-』 」 REIJINSHA GALLERY (東京)

 

2013

「 042 art area project 2013 スーパーオープンスタジオ 」 REV (神奈川)

 

2012

「 WALL FLOOR WINDOW 」 東京造形大学 CS Gallery (東京)

「 REV OPEN STUDIO -Announcement of the New Artists- 」 REV (神奈川)

「 佐々木耕太  松本加奈 」 Gallery Q (東京)

「 BLEACH 」 Gallery Lara Tokyo (東京)

「 Abflug2012 ‐創造の揚力‐ 」 TURNER GALLERY (東京)

「 東京造形大学卒業研究・制作展 『ZOKEI展』 」 東京造形大学 (東京)

 

2011

「 アイムアダイバー 」 KOSHIKI ART EXHIBITION 2011 (甑島/鹿児島)

「 アイムアダイバー 3人の展覧会 」 CS-Lab (東京)

 

2010

「 camaboco 」 東京造形大学旧絵画棟 (東京)

「 甑島で、つくる。 」 KOSHIKI ART EXHIBITION 2010 (甑島/鹿児島)

「 overgrown 」 node (東京)

「 unknown 」 SPACE/ANNEX Gallery (東京)

「 ワンダーシード2010 」 トーキョーワンダーサイト渋谷 (東京)

 

2009

「 5D -five dimensions- 」 TURNER GALLERY (東京)

 

Awards

2012第27回 ホルベイン・スカラシップ奨学生
東京造形大学卒業研究・制作展 「ZOKEI展」 ZOKEI賞

 

 

 

 

 

 

 

 

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