大朝町の天狗シデ
広島県大朝町の「天狗シデ」
全国の奇樹、巨樹、巨木を探していたところ、幸いにも今回の「木」の企画展、広島県の大朝町に「天狗シデ」の情報を得て、梅雨の晴れ間に出掛けてみました。
大小四十数本が天然の間隔で立ちならびすべて「ヘビ」のように曲がりくねった珍しい樹形でした。
広島県の天然記念物で、説明によるとイヌシデ(かばの木科)の一種で病気なものではなく、その形の固定したみごとな変種(新種)で、しかもこの付近にだけ生えているものらしいとのこと、現地に入って目にした時、背筋が「ゾクゾク」と鳥肌が立つくらいの光景でした。
土地の人たちは「この木に天狗がとまる」「木に登れば天狗になげられる」「もし木を傷つけると天狗のたたりをうける」等々言い伝えられ、その名も「天狗シデ」とよび、大切に守っているそうです。
大阪から350km島根県の県境に接する標高900mほどの地でした。現地に着いたのは夕刻でしたので、この場で車中で夜をあかし、夜中に天狗様に逢えるかと期待しましたが、「暗闇」と「沈黙」の世界でした。
撮影年月:1999年7月7日
撮影場所:広島県山県郡大朝町田原字灰谷1-212
アユミギャラリー
夏の企画写真展

『木』

大島 勝寛
Oosima Katuhiro  

 

 

 

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