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第十一回講座
「住居のかたち」
齋藤祐子
初めまして。齊藤です。今日は私の設計している住宅やワークショップのスライドを見ながら建築の話をしていきたいと思います。まず自己紹介を兼ねて私の経歴、設計をするときに心がけていることを話していきたいと思います。
吉阪隆正から学んだこと
私は建築家・吉阪隆正(1917〜1980)のアトリエで4年間仕事をしました。昨年は11月に田町にある建築会館で25回忌にあわせて「吉阪隆正展」を企画しました。その時に展示を見られた方もいらっしゃるかと思います。吉阪隆正はル・コルビュジエのアトリエに留学しその後日本で建築家として活躍した方です。コルビュジエから吉阪隆正、そして私とつながっていますので、よく「吉阪隆正のアトリエにいました」というと歴史の本から抜け出してきたのではないかと思われてしまいます。彼が33歳の時、戦後第一回のフランス政府給費留学生として2年間コルビュジエのもとにいました。当時はコルビュジエが63歳でロンシャンやラトゥーレット、それからインドの計画というような設計活動をしていた時期でした。コルビュジエの弟子として前川國男や坂倉準三、そして吉阪隆正が日本でコルビュジエの仕事を伝えながら活動してきた建築家として挙げられます。前川さんと坂倉さんは1930年代に行っています。
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