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第七回講座
「京都の近代建築と町家について」
山本良介氏・鈴木喜一
京都は近代建築の宝庫だ
神楽坂建築塾の関連企画として、今年は「近代建築史への旅スケッチ展」を京都でやりました。さっきDAC(スケッチ展会場)でギャラリートークを終えたばかりですね。この中にも何人か聞いてくれましたね。
この春、展覧会場視察を兼ねて京都近代建築歩きしました。当然スケッチもしました。描いた建物は同志社大学礼拝堂。1887年の献堂で、設計者はアメリカ人宣教師のD・C・グリーン。施工は京都の棟梁三上吉兵衛。青空が気持よい春日和で、同志社キャンパスの若者たちのざわめきをバックに心地よく描きました。
描き終えて堂内を味わったんですが、徳富蘆花が「五色の光線が降りそそぐ」と形容した木枠のステンドグラスが美しかったですね。
当日、訪ねた京都の近代建築は同志社大学構内の一連の近代建築、京都ハリストス正教会、新島襄旧邸、先斗町歌舞練場、大丸ヴィラ、京都市役所、清水順正などで、京都は社寺や町家だけでなく、近代建築の宝庫でもあることを実感した一日でした。
スケッチマラソン
明日のフィールドワークは三条通りのスケッチマラソンですね。これはね、ある一定地区の建物やまちなみを比較的素早い時間(一五分程度)でスケッチし、次ぎなる目的地に歩いて移動し、再び黙々とスケッチをする。これを十回程繰り返すと建築絵巻物になるというものです。三条通りは伝統的建造物群保存地区になっているところですから、たくさん
近代建築を見てもらいたいと思っています。しかもじっくりと、となるとスケッチマラソンという手法がとても有効なんです。暑いとは思いますががんばってついて来てください。……続く →講義録を申し込む
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