第六回フィールドワーク
「アパートメント鶉を見る」
泉幸甫氏



「鶉」

鶉というのは「うずら」という字。なんでうずらという名前を付けたのかというと、この辺が昔、うずら山と言ったんです。「鶉(うずら)」という字を調べてみて、「鶉(じゅん)」と読むのを知ったんです。「じゅん」という字は、最後が「ん」になるでしょ。僕はアパートをつくるときに、最後が「ん」という字をつけているんです。「傳(でん)」とか、「テン」なんてのもありますよ。これからつくるのは「カン」とか「ポン」とかね。(笑)そういうシリーズでいきたいなと思ってます。



お屋敷のあった敷地

敷地は400坪あります。江戸時代から続いている家で、仏壇にある位牌を見ると寛永何年とかがあるんです。大家さんによると、ここは学習院と並んで23区内で標高が1番高いらしいです。おそらく代々農家やってる、ずーっと続いてきた家だと思います。たまたま僕の事務所が近いので、通勤路として毎日自転車で通っていまして、すごい地主さんのお屋敷があるなと思ってました。でも、これは全くの偶然なんです。
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