神楽坂建築塾 第六期 修了制作

江ノ電散歩

神楽坂建築塾研究生 谷岸 潔

目次

1.江ノ電とは

3-2..考察2、沿線の特徴について

2.歴史

4.江ノ電沿線に垣間見る「ほんとうの豊かさ」とは

3-1.考察1、駅、駅間の特徴

  

(1)江ノ電とは

 藤沢(東海道線)から鎌倉(横須賀線)の間10km、15の駅を結ぶ私鉄。
運転間隔はきっちり12分おき(単線のため)。
車や人と同じ道を走る路面電車のスタイルや、海、山、鉄橋、トンネルと実に変化に富んでいる。漁師町の商店街の軒先をかすめ、民家の庭先を縫うように走る。すると突然視界がひらけ、車窓いっぱいに海が広がる。海から内陸に入ると、今度は山間の風景が続く。とにかく、車窓からの景色を楽しむだけでも江ノ電に乗る価値は十分にある。

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(2)歴史

 明治35年(1902年)9月1日に藤沢?片瀬(現在の江ノ島駅)間が開通。

明治37年(1904年)極楽寺まで開通。

明治43年(1910年)小町(現鎌倉)まで全線開通。

2002年9月で開業100周年を迎えた。

※「大山参り」人気と庶民派行楽地「江の島」

江戸時代、庶民の旅行は「お伊勢参り」や「大山参り」といった信仰のための旅行に厳しく制限されていた。「大山」は神奈川県伊勢原市の北西(東京から約70km)に位置しており、江戸時代は旧暦6月28日?7月17日だけに限られていた。江戸時代、庶民は江戸から大山まで2日間で歩き、大山参りが終わると、精進落としと称して、本来の旅行を楽しんだ。特に江の島、鎌倉を回り江戸に帰るコースが人気があった。時代が明治の世に変わっても、大山参り、江の島、鎌倉は庶民の人気観光コースであった。

※「外国人」が広めた国際的観光スポット江の島、鎌倉

江戸幕府によって開港された横浜に居留する外国人の自由外出範囲は、横浜を中心に10マイル(約16km)内に制限されていた。江の島、鎌倉はまさに在留外国人にとっても、自由外出範囲ギリギリの日本情緒溢れる観光地として、江戸庶民と同様人気があった。

※東海道線の開通で藤沢が観光ルートの起点となる

江戸庶民、横浜居留外国人ともども、江の島、鎌倉までの観光は専ら徒歩か馬であったが、明治20年に東海道線が国府津まで開通すると、鉄道利用が一般的となり藤沢が起点となる。藤沢から舟か人力車で江の島、鎌倉を目指すようになった。

以上のように、藤沢、江の島、鎌倉を結ぶ現在の江ノ電のルートは、明治初期から観光ルートとしてはとても重要であったことが伺える。

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(3)考察1、駅、駅間の特徴

 1、駅、駅間の特徴

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(3-2)沿線の特徴について

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(4)江ノ電沿線に垣間見る「ほんとうの豊かさ」とは

 

 江ノ電に乗ると「スローライフ」という言葉を強く感じる。

@海、山、川など自然が密着している生活

A数百年前からの文化、歴史そして生活を守るために努力を惜しまない古都の生活

B単線独特の雰囲気。数箇所の駅で対向列車の待ち合わせ時にふと感じる、ちょっとした時間的、精神的余裕

C運転間隔が12分おきなので、自然に12分?5本=60分=1時間という生活のリズムが住民に根付いている。

D昔から観光客を受け入れてきた開放性

E湘南の中心エリア(藤沢?鎌倉)を凝縮したルート

                                             以上

 

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