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最近、家の近くで二羽のコゲラに出会った。
スズメより小さなキツツキ科の鳥であり、この辺りではあまり見かけたことがない。小さな嘴でいきおいよく樹をつつくと、意外にも大きな音がする。春ののんびりした青空を背景に、彼らは夢中で虫をさがしていた。こちらのことなどまったく気にする気配がない。あまりに愛らしいので長い間彼らを見上げていると、いつのまにか隣に人が立っていて、「何がいるのです?」と不審気に聞いてくる。
「あの鳥ですよ」と指差すと、なーんだという顔をされてしまった。スズメくらいの大きさで色が茶色だったりすると、多くの人はスズメだと思うらしい。
それにしても、こんな町の中にもけっこう色々な鳥がいる。スズメ、ヒヨドリは毎日会うし、シジュウカラ、ツグミなども気をつけていればけっこう見かける。少しずつ暖かくなってきた今日この頃、ツグミたちも北国へ帰ってゆく季節となった。そしてツバメなどのように日本へやってくる鳥たちもいる。どちらも命がけの旅である。何の変哲もないと思っている身近な自然も、意識して見ようとするとき、そこは神秘的な場所となる。
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