『八木重吉詩集』
八木重吉著
弥生書房
昭和34年


八木重吉
(1898-1927)
現在の東京町田市生れ。

www.aozora.gr.jpにて作品が読めます。

[ 夜の読書 2004年秋 ]

 最近、枕元で音楽を小さく流しながらパラパラと読書をしている。昨夜は八木重吉詩 集を読んでいた。いくつか心に響いてくる詩がある。

みずが
ひとつのみちをみいでて
河となってながれてゆくように
わたしの こころも
じざいなるみちをみいでて
うつくしくながれてゆきたい

かなしいのでもいい
よろこばしいのでもいい
こころは
うごいておれよ
なまなましく

歩きたくなる
むやみと
歩きたくなる
あるくことが
いちばんすぐれたことのようにおもえてくる


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